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法律科目

独学で公務員 法律科目の勉強法①~憲法編~

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こんにちは。

今日は、憲法の勉強法、勉強のコツみたいなものをまとめておこうと思います。

形式と傾向

まず憲法は、一言で言うと暗記すれば割と簡単に得点に繋がる科目です。基本的にほとんどの問題は暗記で解けます。しかし、中には細かい知識や学説に関する問題など難問も混ざっています。ただ、このような難問は捨てても大丈夫ですし、とにかく基本的な問題をこぼさない、とだけ意識しておくといいです。

憲法の問題は、条文や判例を素材とした正誤問題がほとんどです。たまに学説問題もありますが、これは間違えても他の受験生とそれほど差がつかない問題なので、気にしなくてもいいです。

 

目標点

憲法は、暗記だけですぐ得点できるものが多いので、できるだけ得点源にしたいですね。法律科目では絶対に勉強すべき科目で、目標点としては、8割くらいに設定した方がいいかなと思います。

 

学習の内容

憲法は比較的簡単な専門科目です。専門科目の中で一番簡単といっても言い過ぎではないと思います。そのため、憲法に悩む人は少ないかもしれませんが、一応学習の内容をまとめます。

まず、憲法は大きく、条文学習判例学習に分かれます。

 

条文学習

法律を勉強するので、条文を勉強するのは当たり前ですね。ただ、条文を覚えるということですが、単に条文をそのまま暗記するというわけではなく、条文の意味までしっかり理解することも必要です。例えば、日本国憲法66条2項では、「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。」とされていますが、ここでいう文民というのは、現役の軍人や自衛官ではない人のことを指します。

これは簡単な例ですが、文言・用語の意味を押さえることも重要なんです。
法律の学習全てに当てはまりますが、用語の意味を理解しなければ思わぬところで点数を落としてしまうかもしれませんし、特に専門論文で選択する場合、ごまかしがきかないので、苦労します。
なお、条文番号は覚える必要はないですね。通常は参照条文として問題の下に表記されています。

 

判例学習

判例というのは、裁判所が、具体的な事件の裁判で下した法律的な判断のことです。この条文の文言はどう解釈するべきかとか、この事件では、どの条文をどう当てはめるべきか、について裁判所が判断を下します。判例学習は法律科目で重要ですが、憲法は特に判例が大事です。

では、具体的に、どのように判例学習を進めていくべきかですが、普段から判例を学ぶ上で、判例は、事案・判旨・結論の3つをしっかり整理して覚えていくことが重要です。この3つの要素が合わさって判例です。

判例を覚えていく上で、よく結論が重要であると思いがちです。例えば、憲法で、この場合は合憲、この場合は違憲、と暗記するのは必須なのですが、中には結論に至るまでの理由付けの部分を問うてくる問題もあります。そのため、結論だけでなく、途中の判旨もしっかり覚えたいですね。

 

学習のコツ

最後に、憲法を勉強するうえでのコツをまとめておきます。

憲法は人権と統治分野に分かれますが、人権分野においては判例が重要で、特に違憲判決には注意したいですね。

また、統治分野においては具体的な数字を正確に覚えることですね。

 

違憲判決に注意

法令や処分が憲法に反していると認められる場合に下される判決が違憲判決ですが、法令に限定して言えば、違憲判決はまだ10回しか出されていないんです。

10の違憲判決を載せておきます。

尊属殺重罰規定違憲判決
薬事法距離制限事件
議員定数不均衡訴訟(昭和51年)
議員定数不均衡訴訟(昭和60年)
森林法共有分割制限事件
郵便法免責規定事件
在外邦人選挙権制限事件
婚外子国籍違憲訴訟
非嫡出子法定相続分違憲訴訟
女性の再婚禁止期間規定違憲訴訟

これらは、超重要判例ですので、事案、判旨ともに絶対覚えておきたいです。
逆に、上記以外の法令については全て合憲判決が出ているので、上記以外の全然知らない法令が問題に出てきても、合憲の結論と判断すれば、正解できるわけですね。

あと、処分の違憲などは別に複数あるので、個別に覚えることが必要ですね。また違憲判決ではなく、違法判決はかなりあるので、違憲と違法は混同しないようにしたいです。

 

具体的な数字に注意

これは統治分野の話ですが、統治分野はとにかく条文暗記です。ただ、憲法の条文には細かい数字が多くあり、しかも試験でよく狙われるのが厄介なところです。

例えば、憲法59条を見てみると、

第五十九条 法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。
○2 衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。
○3 前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることを妨げない。
○4 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取つた後、国会休会中の期間を除いて六十日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

赤字のように具体的な数字が試験でよう狙われます。
そこで、どうすれば覚えやすいかということですが、このようなものは表や図にしてみると覚えやすいです。

 

こんな感じですね。他にも表にまとめているものがあるので、今後機会があれば紹介します。

以上が、憲法の勉強法、コツでした。
おわかりになったら参考にしてください。



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