主に独学で公務員試験に挑戦する人のために、自分の経験を踏まえた上で、お薦めの教材や学習のコツを具体的かつ丁寧に紹介しますので、参考にしてください。

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法律科目

独学で公務員 法律科目の勉強法②~行政法編~

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こんにちは。

冷えてきましたね。そういえば、僕は公務員試験を目指そうと考えたのは11月でした。当時は行政書士の資格を取得するために法律を勉強していたのですが、行政書士の試験が終わってから2日後に公務員試験の勉強に切り替えました。行政書士試験と公務員試験は親和性が高く、試験科目の範囲が重なる部分も少しあるので、行政書士試験と公務員試験の両方を受験する人も少なくない感じですね。また機会があれば、公務員試験に使える資格や試験の話をしようと思います。

さて、今日は、行政法の勉強法についてまとめます。

 

形式と傾向

まず、行政法を一言で言うと、生半可な暗記は通用しない科目です。勉強するとわかりますが、とにかく暗記事項が多く、しかもややこしい。混同するポイント、ひっかけポイントなど、多く罠があります。

問題は、行政法の一般理論から個別の法律、判例など多くのパターンがあります。特に、長文の判例問題もたまにあり、難問もよく見る科目でしょうか。ちょっと慣れが必要ですね。

 

目標点

行政法に関しては、難問もたまに混ざっているので、7割くらいを目指せばいいかなと思います。

 

学習のコツ

具体的に考える

行政法というのは、行政の法理論とか個別の法律をまとめた法領域なので、なんか漠然とした感じの、抽象的な事柄が多く出てきます。そこで、常に具体的にイメージすることが重要であると思います。

 

それは、総論の部分、行政法の一般的な法理論の分野で顕著です。例えば、行政行為という言葉があります。これは処分とも呼ばれ、行政庁が法律に基づき、一方的に働きかけることで、特定の国民の権利義務を変動させる行為と説明されます。やっぱりこれだけだと、抽象的ですよね。

このような語句が行政法では多く出てくるため、抽象的な文言のまま覚えていくと理解せずに進めてしまうことにもなります。そこで、常に具体的に考えることが必要になってくるのです。具体的に考えるとは、簡単にいうと、具体例とセットで考えることですね。

行政行為を例にとると、先ほどの定義で説明されるのですが、では具体的にどんなものがあるのかというと、許可や特許、認可というものがあります。これらは上の表で紹介した通り、それぞれにまた定義があります。じゃあ、許可とは何なのかと考えると、既に課されている一般的な禁止を特定の場合に解除するものです。じゃあ、具体的には?と考えると、飲食店の営業許可や自動車の運転免許です。こうして、抽象的であった許可というもの、ひいては行政行為というものについて、はっきりしたイメージを持つことができるわけです。

このように、「では、具体的にどんなものか」という視点を常に持つのが大事だと思います。

 

暗記の仕方を工夫する

常に具体的に考えていくのが行政法ですが、行政法は特に覚える量が多い科目だと思います。しかも、似たような事項が多く、混同しないためにも、正確な暗記が求められる科目でもあります。そのため、暗記の仕方を工夫することで、学習をスムーズに進めることができる場合があります。

 

これは全ての科目で言えると思いますが、特に混同しやすい事項を暗記する場合は図や表で覚える方が定着しやすいです。

例えば、先ほどの行政行為には、許可、認可、特許などがあるのですが、中には許可という名称であるのに特許である場合もあり、ややこしいんですよね。そのようなときに、表でまとめてみるのです。

 

 

こんな感じですね。文章だけを見て覚えるよりかははるかに頭に入りやすいと思います。

ただ、それでも間違えやすいときもありますよね。そんな時はとにかく色んな理由をつけて覚えることも1つの手段です。
例えば、行政行為の類型のところで言うと、認可は、私人の法律行為の効果を完成させるもので、具体例に河川占有権の譲渡の承認があります。占有権の譲渡ということですが、譲渡したいということは、それ以前の段階で、占有権をもっているわけですよね。つまり、譲渡の前には、占有の許可があるんです。
ある人Aが河川占有権を譲渡したいと考えている場合、流れとして占有の許可→占有権の譲渡の承認、ですが、占有の許可はあくまで始まりの法律行為に過ぎないということです。占有権の譲渡の承認があって、初めて譲渡できる、つまり、占有権譲渡という、Aが望んでいる法律行為を補充するのです。

 

このように考えると、河川占有権譲渡の承認は認可ってわかるわけです。法律行為を完成させるということは、それ以前の段階でも、何か法律行為があったはず(この場合、河川占有)で、その次のステップとしての行政行為であるということです。

銀行の合併の認可とかもそうですよね。まずは、銀行の設立があって、その次に合併の認可により、法律行為を補充するんです。

 

理由をつけて覚えたり、意味をよく考えてみると意外と覚えやすいですね。

 

判例は細かく暗記する

それから、判例学習も重要ですが、これは憲法の判例学習とほぼ同じことが言えます。

どのように判例学習を進めていくべきかですが、普段から判例を学ぶ上で、判例は、事案・判旨・結論の3つをしっかり整理して覚えていくことが重要です。

判例を覚えていく上で、よく結論が重要であると思いがちです。行政処分が違法であるとか、原告適格が認められないとか結論の部分も重要ですが、中には結論に至るまでの理由付けの部分を問うてくる問題もあります。そのため、結論だけでなく、途中の判旨もしっかり覚えたいですね。

行政法は覚える量も多く、短時間で得点源にはできない科目です。じっくり時間をかけて勉強したい科目ですね。

それでは、今日はこのへんで。



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