主に独学で公務員試験に挑戦する人のために、自分の経験を踏まえた上で、お薦めの教材や学習のコツを具体的かつ丁寧に紹介しますので、参考にしてください。

俺流合格メソッド 〜半年の独学で公務員試験に合格〜

勉強を始める前に

国税専門官採用試験の概要

更新日:

こんにちは。

以前、地上と国家一般職の概要をまとめたので、今回は、その次に受験者数が多そうな国税専門官についてまとめます。

 

国税専門官

国税専門官は、その名の通り、税のスペシャリストで、仕事内容としては、確定申告書のチェックや指導、税の徴収、脱税犯の告発などです。マルサが一番わかりやすいですね。

勤務地は、全国の各地域にある国税局に採用され、その国税局かその管轄地域内の税務署になります。例えば、東京国税局に採用された場合、東京国税局かその管轄地域(東京周辺の県)にある税務署で勤務ということですね。

採用区分については、採用面接の段階で採用を希望する国税局を選ぶ形になりますが、人数調整などもあるので、必ずしも希望の地域で働けるわけではないんですよね。

それから、国税専門官は国家公務員なので、試験は全国共通です。また、国家一般職と違い、合格ボーダーも全国共通なので、地域によって格差がないフェアな試験といえます。

 

日程

この試験はまず、一次試験(筆記試験)と二次試験(面接試験)を経て最終合格した人が、自分の希望する国税局に行って、採用面接を受けます。そこで、内々定をもらったら、採用に繋がるという流れです。年度によって変わりますが、平成29年度は、6月中旬に一次試験、7月中旬あたりに二次試験、8月下旬に最終合格発表ですね。

 

流れとしては、筆記試験(択一・論文)→面接試験で、ここで最終合格が出ると、採用面接の段階に進むことができるというわけです。ただ、国税局ごとに採用予定人数も異なり、採用希望者も異なることから、国税局ごとに倍率は変わってくると思います。流石にこの倍率は公表されていないと思いますが、例えば、大阪国税局は人気で、希望しても採用されない場合があるようです。基本的に、近畿地方はなぜか国家公務員試験の倍率が高いんですよねえ・・・。

 

合格者の決定方法

国税専門官の場合は以下の通りです。

専門試験の配点が一番高いですね。更に、国家一般職と違って、論文試験は専門科目ですので、ほぼ専門試験で決まるといっても言い過ぎでははい配点比率です。ただ、全ての試験で足切り基準が設定されています。足切りの点は基準点といい、これに満たない試験が1つでもあればそこで試験不合格になります。筆記試験においては、原則満点の30%が基準点なので、教養試験、専門試験ともに12点取れなければ、そこで終わりですね。論文試験は、個別に定めるものとされており、受験者全体の点数から基準点が算出されるのだろうと思います。面接試験はA~Eの5段階評価で、DとEが足切りです。

論文が専門科目なので、ちょっと得点しにくいかもしれませんね。科目は複数のうち、1科目を選んで回答するもので、会計学や憲法、民法、経済学等の科目があります。足切りはよっぽどの場合と考えていいと思いますが、国税専門官の場合、人物試験の足切りの基準が若干高いですよね。分布的にはだいたい2割程度の人が足切りになるといわれています。

 

とにかく、専門試験で点数を取ることが合格のカギです。目安としては、教養で6割、専門で7割取れたらほぼ合格と考えていいですね。後は足切りを回避するのみです。

 

試験科目

国家公務員なので、試験は全国共通ですね。以下にまとめます。

 

近年の傾向をまとめました。教養試験の表は、国家一般職と同じものですが、例えば、法律が社会になったり、生物の出題が地学になったりと若干の変動はあります。

 

注意すべきは、専門科目ですね。国税の専門試験の科目は少し特殊で、70問あるうち、民法・商法、会計学を含む40問を解答するという形になります。つまり、民法・商法、会計学はいやでも解答しなければならないわけです。

民法が6問、商法が2問という構成ですが、商法はマイナー科目であるため、勉強する人がそもそも少ないでしょうね。ここはコスパを考えて捨てていいと思います。問題は会計学です。8問も出題され、しかも国税くらいでしか使えない科目なので、どれだけ勉強したらええねんと思ってしまいますよね。そこで、時間があるという人はスー過去を軽く一通りしておいて、時間がないという人は思い切って全部捨て、その分他の科目をしっかりするのがいいかもしれません。

僕の場合、全部捨てて確率にかけようかなと思っていたのですが、模試でまさかの0/8正解だったので、危機感を覚え、スー過去をしましたw
ただ、スー過去を全部したわけではなく、頻出度Aの問題で、しかも簡単そうなところだけをした結果、本番では4/8とまずまずの点数が取れました。もちろんスー過去は成文化しましたね。
よって、会計学は、スー過去の頻出度Aのうち簡単なところだけを見ておくといいと思います。

 

試験の難易度

筆記試験の問題自体の難易度については、地方上級よりも少し難しく、国家一般職とだいたい同じかなという印象です。それから筆記試験と面接試験両方に通って最終合格し、内定をもらうまでの難易度については、国家一般職や地方上級などに比べると簡単かもしれません。まあ、あくまで倍率上の難易度なので、論文試験が専門科目である点や面接の足切り点が高めであることを考慮すれば、国税の方が難しいと考えることもできます。実際、国家一般職に合格し、国税専門官に落ちた人を何人か知っています。

 

面接での足切り割合が比較的高いものの、最終合格してしまえばどこかから内定はもらえると思います。国税専門官自体、滑り止めで受ける人が多く、それゆえに辞退者も多いからです。まあ、希望の国税局に採用されるかは人気の度合いによりますが、選り好みしなければどこかに採用されるわけです。この点は国家一般職と同様ですね。

 

国税専門官のポイント

筆記試験、論文試験に出題される専門科目の勉強が最優先ですね。

ボーダー自体はそこまで高くないので、とりあえず、教養試験は5割ほど、専門試験は7割ほどを取れば、後は足切り回避で最終合格できます。ただ、論文試験は専門科目であることや、面接の足切り基準が高めであることには注意です。

以上が国税専門官の概要でした。

参考にしてください。



↓ブログランキングに参加しています。クリックで応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村
↓また、意見や要望等あれば、コメントの方、受け付けています。

-勉強を始める前に

Copyright© 俺流合格メソッド 〜半年の独学で公務員試験に合格〜 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.